ムディナ初CD『1st & Live!』曲解説&試聴

 

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The Moody (K)nights  『1st & Live』

結成12年目にして、自主制作ながらついに初のCD完成!

2013年7月末頃より、絶賛手売り発売開始予定!(予価 1,000円)

2012年3月30日の磐田サロコンにおけるライブのマルチトラックライン録音を少しだけスタジオ風にドライテイストでリミックス。録り直し・差し替え・修正なしのガチ一発録りゆえの緊張感(笑)も併せてお楽しみ下さい!

各曲の解説に併せて、曲名をクリックすると(容量制限の関係で短いですが)サンプル試聴も出来ます

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1.  ここから始めよう (Shinya Tamura)
 春、新学期、社会人スタートなどと門出の季節をイメージして創った曲。ギターならではのEオープンコードのカッティングが曇りのない期待に満ち溢れた心境を表現。このCDでは通常とは異なる、OrganをAcoustic PianoにElectric GuitarもAcousticに持ち替えての『ムディナ・アコースティック』バージョン。歪みなくカリッと盛り上がる僕らの新機軸。勿論ライブでは通常のバンドバージョンも演奏します。
(2003年3月初演)

2. Sweet Moment  (Shinya Tamura) Love!  心臓の鼓動のようにビートを刻み続けるドラムとベース。ゆったりと時間が流れるようなオルガン。高揚感を表現しながらも抜き気味なギターカッティング。同様のパターンながら手を変え品を変え(笑)何度も繰り返すサックスのアルペジオ。バンドが渾然一体となって『あの』Sweetな瞬間を演出する。ゆったりとしたグルーヴに身を委ねて・・・、そして時折激しく。
(2012年3月初演)

3. 大名行列  (Shinya Tamura) 一言で言い表すと『掛川城インスパイア系和風テイストFunk』。ちゃんと説明しますと(笑)、掛川城御殿内に展示されている大名行列のミニチュアにインスパイアされ思いついた曲です。幕府に強制された参勤交代。城主としてはいやいやながらも、ここが見せ場の奴どもは、ゆったりと、そしてカッコよく振る舞う。スローに、そして間合いを大切にする和の心(笑)を表現した新ジャンル『和風テイストFunk』。曲が長くて中々終わらないのが私達なりの大名行列の解釈です。 
(2011年10月初演)

4. も一度始めよう  (Shinya Tamura) 人生色々あるよ、上手くいかないことも悲しいことも。でも気を取り直してもう一度最初から始めてみようよ、というメッセージを込めた Pop-Rock曲。からっと明るい1曲めの『ここからはじめよう』のアンサーソングで、ちょっと疲れた気怠い感じを平行短調で表現。2009年末に若くして亡くなった僕らの大事な友人(音楽仲間)のための追悼曲でもある。 
(2010年5月初演)

5. Stand Law  (Hide Ishikawa) 超有名な日本人アーティストへのオマージュ。タイトルは「法に背く無法者」の意味にも関わらず、イントロはまさにあの様式美だったり、奇麗系のメロディーを汚れたサウンドで、という相反するものを持ち合わせた曲。どんな人間でも抱えている「矛盾したもの」を、そのまま受け入れて前に進む感じ。 
(2011年10月初演)

6. 朝焼け  (Shinya Tamura) J-Fusionの超有名曲が早起きした朝の爽やかさをテーマにしたのだとしたら、こちらは徹夜明けの気だるさをテーマにしてみました(笑)。明け方に飲み屋を追い出され、始発までうだうだ時間をつぶす、そして家に何とか帰り着き朝日の差しこむ部屋でおやすみ、みたいな(笑)。Aメロは途中でガッツリと且つ自然に転調。繰り返しで突然また元の調に戻ります(笑)。作曲中に『気がついたら転調してた』くらいなので、そら自然に流れますね。 
(2010年5月初演)

7. イヤよイヤよも好きのうち  (Hideshi Hamazaki)  モダンニューオリンズな感じの Heavy Funkナンバーで、テーマのメインリフとギターソロ前のセカンドリフだけで成り立っていると言っても過言ではないシンプルで熱い曲。曲名の長さに比例して収拾がつかない程の盛り上がりを見せる。サラッとした曲が少ないムディナレパートリーの中でも 最も疲労度が高い曲(笑)。 
(2010年5月初演)

8. Katsute  (Shinya Tamura)  かつては繁栄し、そして廃れてしまった街やモノ達。そういったモノ達へのレクイエム。ペンタトニックを中心としたテーマは、聴き方によって明るくも悲しくも聴こえる(作曲意図は物悲しい感じです)。延々と繰り返される単純なループに乗せて徐々に盛り上がっていく熱い Tenor Sax。基本的なプレイスタイルを踏襲してる訳ではないが、現代Tenor の始祖マイケル・ブレッカーを意識したアプローチでソロを展開。 
(2011年6月初演)

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